パスワードの確認方法は3つ
スマートフォンでWi-Fi接続時にパスワードの入力を求められた場合、バッファローのWi-Fiルーターの暗号化キーを入力する必要があります。暗号化キーは以下の3つの方法で確認できます。
- ルーター本体のラベルやセットアップカードで確認
- ルーターの設定画面から確認
- 接続しているデバイスのOSから確認する方法
ルーター本体のラベルやセットアップカードで確認
バッファロー製のルーターは、SSIDと暗号化キーが本体のラベルや付属のセットアップカードに記載されています。

- 本体のラベルを確認する
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ルーターの底面、背面、または側面に貼られたラベルに、SSIDと暗号化キーが記載されています。機種によっては、側面のカバー内にラベルが隠れている場合もあります。
例えば、WZR-1750DHPでは底面、WHR-G301Nでは背面、WXR-1900DHPでは側面のカバー内に情報が記載されています。
- セットアップカードを確認する
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機種によっては、SSIDと暗号化キーが記載されたセットアップカードが付属しています。このカードには、5GHz帯と2.4GHz帯のSSIDや暗号化キー、設定画面にログインするためのユーザー名とパスワードなどが記載されています。
SSIDとは?
SSID(エスエスアイディー)とは、Wi-Fiのネットワークに与えられた名前のことです。スマートフォンやパソコンでWi-Fiを接続するときに表示される「 Buffalo-G-XXXX」や「Buffalo-A-XXXX」といった名前がSSIDです。
バッファローのWi-Fiルーターは、2種類の電波を出していることが多く、それぞれに別のSSIDが設定されています。
- 「Buffalo-G-XXXX」 → 2.4GHz(広範囲に届くが、通信速度はやや遅い)
- 「Buffalo-A-XXXX」 → 5GHz(通信速度は速いが、壁などの障害物に弱い)
初期設定のSSIDを、自分の好きな名前に変更することもできます。例えば、
- 「MyHomeWiFi」
- 「Office_Network」
- 「Gaming_WiFi」
変更すると、Wi-Fiを再接続する必要があります。
これらの情報が見つからない場合や、SSIDや暗号化キーを変更した場合は、以下の方法で確認する必要があります。
ルーターの設定画面から確認
ルーターの設定画面に接続すると、現在のSSIDや暗号化キーを確認・変更することができます。この方法は、初期設定から情報を変更した場合や、ラベルやカードが見つからない場合に有効です。
商品にセットアップカードが付属している場合 | |
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ユーザー名 | admin |
パスワード | password、もしくはセットアップカードに記載されているパスワード |
商品にセットアップカードが付属していない場合 | |
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ユーザー名 | root |
パスワード | (空白) |
ログイン後、メニューから「無線LAN」や「Wi-Fi設定」などの項目を選択します。
「基本(設定)」や「セキュリティ」タブ内に、現在設定されているSSIDや暗号化キーが表示されます。
接続しているデバイスのOSから確認する方法
既にWi-Fiネットワークに接続されているデバイスから、SSIDや暗号化キーを確認することも可能です。ただし、デバイスのOSやバージョンによって手順が異なります。
- Windows 11/10の場合
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STEPネットワーク接続の確認
- タスクバーのネットワークアイコンを右クリックし、「ネットワークとインターネットの設定」を選択。
- 「ネットワークと共有センター」をクリック。
- 「アダプターのオプションを変更する」を選択。
STEPWi-Fiプロパティの確認- 現在接続中のWi-Fiネットワークを右クリックし、「状態」を選択。
- 「ワイヤレスのプロパティ」をクリック。
- 「セキュリティ」タブを開き、「パスワードの文字を表示する」にチェックを入れると、暗号化キーが表示されます。
- Macの場合
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- 「アプリケーション」フォルダ内の「ユーティリティ」から「キーチェーンアクセス」を開きます。
- 左側の「システム」を選択し、一覧から目的のWi-Fiネットワーク名(SSID)をダブルクリックします。
- 「パスワードを表示」にチェックを入れると、管理者のユーザー名とパスワードの入力を求められます。正しく入力すると、暗号化キーが表示されます。
接続しているWi-FiのSSIDや暗号化キーをOS環境から確認する方法(BUFFALO )
Wi-Fiがつながらないときの対処法
- パスワードを正しく入力しているか
- ルーターを再起動してみる
- SSIDが非表示になっていないか
パスワードを正しく入力しているか
Wi-Fiのパスワード(暗号化キー)は、大文字・小文字を区別します。また、「0(ゼロ)」と「O(オー)」、「1(イチ)」と「l(エル)」などの見間違いが発生しやすい文字にも注意が必要です。
入力ミスを防ぐために、ルーター本体のラベルやセットアップカードを確認し、正確に入力してください。
ルーターを再起動してみる
Wi-Fiがつながらない原因の一つとして、ルーターの動作不具合が考えられます。ルーターの電源を一度切り、30秒ほど待ってから再度電源を入れることで、通信が正常に戻ることがあります。
あわせて、接続するデバイスのWi-Fiをオフにして再度オンにするのも効果的です。
SSIDが非表示になっていないか
ルーターの設定でSSIDが非表示(ステルスSSID)になっていると、Wi-Fi一覧にネットワークが表示されません。この場合、手動でSSIDを入力する必要があります。
ルーターの設定画面http://192.168.11.1に接続し、「SSIDのステルス機能」をオフにすると、Wi-Fi一覧に表示されるようになります。
頻繁にWi-Fiが切れるときの対策
Wi-Fiが頻繁に切れる場合、パソコンのIPアドレスを自動取得(DHCP)から固定IPアドレスに設定すること問題が解消されます。
しかし、固定IPアドレスが有効なのはWi-Fiの切断原因によります。以下では固定化が有効なケースと、そうでないケースを詳しく解説します。
IPアドレスを固定することで改善されるケース
- IPアドレスの競合が発生している場合
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ルーターがIPアドレスを自動割り当て(DHCP)している場合、まれに同じIPアドレスが複数のデバイスに割り当てられることがあります。
IPアドレスの競合が発生すると通信が途切れたり、接続が不安定になることがあります。IPアドレスを固定することで、他のデバイスとアドレスが重複せず切断が解消されます。
- ルーターの自動割り当て時間が短すぎる場合
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ルーターの設定によっては、DHCP(IPアドレスを自動割り当てる機能)が短時間ごとに更新されることがあります。この更新時に接続が一時的に切れることがあり、Wi-Fiが不安定になります。
IPアドレスを固定することで、DHCPのリース更新の影響を受けなくなります。
- ルーターの負荷が高い場合
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IPアドレスの自動割り当て処理が頻繁に発生すると、ルーターの負荷が増加し、一時的にWi-Fiの接続が不安定になることがあります。
一部のデバイスに固定IPを設定することで、DHCPの負荷を軽減できる場合があります。
IPアドレスを固定しても改善しないケース
- Wi-Fiの電波干渉
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近くのWi-Fiルーターや電子機器(電子レンジ、Bluetooth機器など)と電波が干渉し、不安定になることがあります。
ルーターのチャンネル設定を変更したり、5GHz帯のWi-Fiに切り替えると改善します。
- ルーターのファームウェアの問題
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古いファームウェアのバグや不具合で、Wi-Fiが切断されることがあります。ルーターのファームウェアを最新のバージョンにアップデートすると、問題が解消される場合があります。
- ルーターやパソコンの省電力設定
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パソコンのWi-Fiアダプターやルーターの省電力設定が影響し、一定時間後に接続が切れることがあります。パソコンの「デバイスマネージャー」からWi-Fiアダプターの「省電力設定」をオフにすると切断がなくなります。
パソコン内蔵Wi-Fiアダプター使用時、省電力モードを設定すると 無線接続が頻繁に接続・切断を繰り返します(BUFFALO)
IPアドレスを固定する方法
- Windows 10/11
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- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」→「ネットワークのプロパティ」
- 「IP設定」→「編集」
- 「手動」を選択し、「IPv4」を有効にする
- IPアドレスを設定(例:192.168.11.50)
- サブネットマスク:255.255.255.0
- デフォルトゲートウェイ:192.168.11.1(ルーターのIPアドレス)
- DNSサーバー:8.8.8.8(Google DNS)またはルーターのIPアドレスを指定
設定後、Wi-Fiを一度オフにして再接続すると、固定IPが適用されます。
- Mac
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- 「システム設定」を開く(画面左上のAppleマーク → システム設定)
- 「ネットワーク」を選択
- Wi-Fiまたは有線LAN(Ethernet)を選択し、「詳細」ボタンをクリック
- 「TCP/IP」タブを開く
- 「IPv4の構成」を「手動」に変更
- 以下の情報を入力する
- IPアドレス:192.168.11.50(例)
- サブネットマスク:255.255.255.0
- ルーター(デフォルトゲートウェイ):192.168.11.1(ルーターのIPアドレス)
- 「OK」をクリックして設定を保存
- Wi-Fiをオフ→オンにして適用