価格帯ごとのおすすめメッシュWi-Fiルーター
1万円以下のEasyMesh™ルーター
1万円以上のEasyMesh™ルーター
2万円以上のEasyMesh™ルーター
おすすめのメッシュWi-Fiの構成
メッシュWi-Fiは複数のアクセスポイントが連携して、広い範囲で通信の安定性と速度を向上させる技術です。
バンドステアリング、干渉波自動回避機能、8×8ビームフォーミングなど、最新の機能を駆使して各家庭の通信状況に合わせて最適な構成に整えます。
メッシュWi-Fiの構成は快適なオンライン環境を築く基盤となります。
お手軽にEasyMesh™を始められる組み合わせ
2階建てにお住まいの方におすすめの組み合わせ
WSR-1800AX4S-BKの特徴
- 大容量・多台数通信に強い 新しいWi-Fi規格「Wi-Fi 6(11ax)」
- 5GHz帯の無線スループットが最大約1.5倍に向上
- よりたくさん同時につながる
- ネットが速くなる! 日本の主要なIPv6サービスに対応
- アクセス集中による影響が少ないIPv6高速インターネットを利用可能
- 死角のない内蔵アンテナ
- 5GHz 2本、2.4GHz 2本のハイパワーアンテナを内蔵
- たくさんつないでも速度が落ちにくい
- 手軽にメッシュネットワークを実現する「Wi-Fi EasyMesh™」
- 家じゅうを複数のWi-Fi機器で簡単にカバー
- 最適な通信経路を自動で選択
ダブルBuffalo,WSR-1800AX4SによるEasymesh構築の開始 pic.twitter.com/NDLJFL32tc
— 終端コウスケ (@kousuke1902) February 7, 2022
WEX-1800AX4の特徴
- 「Wi-Fi 6(11ax)」でWi-Fiエリアを拡張できる
- より速く、より遠くまで届く
- Wi-Fi 6非対応機器も快適につながる
- Wi-Fi環境の不満を解消する「中継機」
- Wi-Fi環境に不満のある方も、中継機を利用すれば電波の到達範囲を改善
- 有線でもメッシュネットワークを構築できる
- 鉄筋コンクリート造や鉄骨造の建物でも、メッシュネットワークを利用できる
- ビームフォーミング機能
- 子機側の位置や距離を自動判別し、最適な電波を利用して通信
今回追加した中継機。
— きりき@Antique Pumpkin (@toma_10) December 19, 2021
こんなサイズでもかなり快適!
コンセント直挿しで場所も取らないのも良き。
(WEX-1800AX4)#Buffalo pic.twitter.com/WcxcClmE9Y
スタンダードモデルとの組み合わせで一つ上の安定性
回線が安定しないご家庭におすすめの組み合わせ
WSR-3200AX4S-BKの特徴
- Wi-Fi 6 対応ルーター スタンダードモデル
- 従来のWi-Fi 5(802.11ac)に比べて、より高いデータ転送速度を実現
- Wi-Fiが家じゅうに届く
- 内蔵アンテナ配置の最適化により、電波がムラなく同心円状に電波が飛ぶ
- たくさんつないでも速度が落ちにくい MU-MIMO
- 1×1のスマホは最大4台、2×2のスマホは最大2台で同時通信できる
- かんたんセットアップ
- コントローラおよびエージェントを有線またはWPSで接続するだけで、設定が自動で完了
無線LANルーター新調した!
— 🍒🦩🐟🌨ᒐゅƕㄘゃƕ🕍🩹🗡️🐝 (@DiningLemon) February 20, 2021
バッファローのWSR-3200AX4S-BK
これでやっとWi-Fiが速くなって途切れなくなる😆
こういうPCパーツって
買ってきて設置するまで
なんでこんなにワクワクするんだろうね🤣 pic.twitter.com/7xggsBMLQG
WEX-1800AX4EAの特徴
- 5GHzも2.4GHzもWi-Fi 6に対応
- Wi-Fiルーター (無線LAN親機)の電波を高速中継してエリアを拡張できる
- Wi-Fi環境の不満を解消する「中継機」
- ご自宅のWi-Fi環境に不満のある方も、中継機を利用すれば電波の到達範囲を改善
- 中継機への切り替えを手動でできる
- 標準で、親機と同じSSIDと、中継機用のSSID、2つのSSIDをサポート
- イーサネットコンバーターとして使える
- テレビやレコーダーなどの有線機器を、Wi-Fi 6対応にして高速無線化できる
Wi-Fi中継機はBUFFALOのWEX-1800AX4EA 買った。Wi-Fi6(11ax)対応なんだけど、設定がめちゃめちゃ楽だった。EasyMesh、メッシュWi-Fi対応で快適に使える。めちゃコンパクトで驚き。 pic.twitter.com/SbPe65Oooz
— KenjiHirashima @ 起業準備中 (@hk1226) May 15, 2022
プレミアムモデルの組み合わせで Wi-Fi 6 EasyMesh™を最大活用
部屋数が多いご家庭におすすめの組み合わせ
WSR-5400AX6S-MBの特徴
- Wi-Fi 6 対応ルーター プレミアムモデル
- 従来規格Wi-Fi 5(11ac)より約2.7倍高速
- ネットが速くなる! 日本の主要なIPv6サービスに対応
- アクセス集中による影響が少ないIPv6高速インターネット
- 干渉波を回避してつながる
- 自動でノイズの少ないバンドに移動して接続するため、環境の影響を受けずに安定した通信を維持
- 高速なローミング
- 付近のWi-Fi機器の情報を端末に提供し、無線の再接続を効率化することで高速ローミングを実現
- 「バンドステアリングLite」機能搭載
- Wi-Fi子機との電波強度を判断し、遠くまで届く2.4GHz帯と速度の速い5GHz帯の帯域切替を自動で行う
バッファローのWSR-5400AX6Sに変えたらメッチャ快適になった‼️
— やま@CX-8&BOATRACE&投資 (@CX825700775) February 16, 2023
もっと早く買えば良かったな〜
PS5読み込み遅くなる問題解決🙆 pic.twitter.com/IRprSNNNX9
フラッグシップモデル 2台の組み合わせで10G回線を最大活用
3階建てにお住まいのご家庭におすすめの組み合わせ
WXR-6000AX12Pの特徴
- Wi-Fi 6対応ルーター ハイパフォーマンスモデル
- 外付けアンテナと12ストリームが導く安定した通信
- 8×8外付け「デュアルスタックダイポールアンテナ」
- 3軸回転機構を備えており、設置環境に応じてアンテナの配置をカスタマイズ可能
- 10Gbps回線(規格値)をフル活用
- 実測スループット約9.5Ggbps(一般家庭では過剰)
- 従来規格Wi-Fi 5(11ac)より約2.7倍高速
- 従来規格の最上位機種WXR-2533DHP2(11ac世代)の最大1733Mbpsの約2.7倍高速
- 最適な通信経路を自動で選択
- 通信中の経路がつながらない・遅い状態になっても、より早くつながる経路を再選択
我が家の光ネット環境。ONUからHGW(ホームゲートウェイ)に。HGWからBuffaloのWXR-6000AX12Pに接続。これをコントローラーにして、階段にWXR-5700AX7Sをエージェントとして設置。浴室前にWEX-1800AX4をリビングにWEX-1800AX4EAをエージェントと設置してメッシュWiFiを構築しています😁 pic.twitter.com/EC37u8OZC9
— たけまる@GSR250🐈SV650X ABS (@takemaru_tkuc) April 5, 2023
メッシュWi-Fiとは?
メッシュ(Mesh)Wi-Fiとは、網目(メッシュ)のようにネットワーク機器がつながり合う通信形態です。
具体的には、複数のルーターまたはアクセスポイントが連携して一つの大きなネットワークを構築する無線通信システムのことです。
メッシュWi-Fiシステムの最大の利点は、通信の安定性とカバー範囲の広さにあります。
従来のWi-Fiシステムでは、一つのルーターからの信号が弱くなると、接続の品質が下がり、中断が起こることがありました。
これに対して、メッシュWi-Fiは複数のルーターがお互いに連携し、デバイスが常に最も強い信号を発しているルーターに接続されるため、家庭やオフィス全体で一貫した接続品質を提供します。
これにより、信号の障害地点を自動的に迂回して通信することが可能となり、通信の障害に強く信頼性がより向上します。
また、自動で網目のように通信経路を構成するので、ネットワーク構成に悩まずに導入できる特長もあります。
メッシュWi-Fiは家庭での利用はもちろん、オフィスや商業施設など、より広範で安定したインターネット接続が求められる環境での採用が進んでいます。
通信形態は、有線と無線(Wi-Fi)がありますが、特に無線(Wi-Fi)でネットワーク構成をしたものを、「メッシュWi-Fi」と呼ばれます。
「メッシュWi-Fi」の基準となる規格
Wi-Fi Alliance が 標準規格「Wi-Fi EasyMesh™」をリリース
メッシュWi-Fiの開発は以前から進んでいましたが、基準となる規格が存在しなかったために、各メーカーが独自に開発を進めていました。
その結果、基本的な機能は共通していたものの、相互接続ができなかったり、機能面でも異なる名前がつけられたり、細かい部分で違いがありました。
しかしここ数年で、メッシュWi-Fiの研究が進み、特にスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスの増加で、どこでも安定したインターネット接続の需要が急速に高まってきました。
この需要の高まりを受けて、「Wi-Fi Alliance」という業界団体が、「Wi-Fi EasyMesh(イージーメッシュ)™」という標準規格を発表しました。
このEasyMeshは、メーカー間の相互接続の実現だけでなく、設定の容易さ、迅速なローミング(ネットワーク間の移動)など、多岐にわたる利点を実現。
この標準規格の登場によって、メーカーはより高品質なメッシュWi-Fiを提供することが可能となり、消費者もメーカー独自の規格に縛られずに、メッシュWi-Fiを利用することができるようになりました。
この動きが今後、メッシュWi-Fiのさらなる普及を促進するであろうことが期待されています。
「メッシュWi-Fi」の仕組み
1台のコントローラとその他のエージェントで構成
メッシュWi-Fiシステムは、一般的なWi-Fiネットワークが一つの中心ルーターに依存するのとは対照的に、複数のルーターやアクセスポイントが互いに連携して動作します。
主要のルーターが「コントローラ」として機能し、ネットワーク全体の調整を担当します。
他のルーターは「エージェント」として動作し、コントローラの指示に従って機能するように設計されています。
エージェントはコントローラと連携し、新しいWi-Fiネットワーク機器(ルーター)の参加を管理し、通信経路の最適化を図ります。
メッシュWi-Fiシステムのメリットは、ネットワーク全体で一貫した通信品質を維持しながら、各エージェントが動的に通信経路を調整し、信号強度や利用可能な帯域幅などの要因に応じて最適な通信経路を選択することです。
さらに、メッシュWi-Fiシステムは、通常のWi-Fiネットワークよりも広いエリアをカバーすることができ、信号の途切れやデッドゾーンの問題を大幅に減少させます。
各デバイスが最も近い、または最適なエージェントに接続することで、通信の信頼性と効率が向上します。
「メッシュWi-Fi」と「中継器」の違い
- 電波が届く範囲
-
- メッシュWi-Fi
- 複数のルーターが互いに連携し、大きな家や障害物の多い空間でも隅々まで信号が届く。一つのルーターが届かないエリアも他のルーターが補完するため、信号の死角が減る。
- 中継器
- 主ルーターの信号を増幅して送り出すだけで、障害物がある空間では届く範囲が限られる。
- メッシュWi-Fi
- 通信の安定性
-
- メッシュWi-Fi
- ルーター間で通信し合い、一カ所で障害があっても他が中継するため通信が途切れにくく、安定したインターネット使用が可能。
- 中継器
- 単独で中継するのみで、障害物があると不安定になる。
- メッシュWi-Fi
- 設定と管理
-
- メッシュWi-Fi
- 自動的にネットワーク構成を最適化するため、導入や管理が容易。ユーザー側で特別な設定や技術的な知識は不要で、初期設定後は自動でベストな通信を維持。
- 中継器
- 一般的に手動での設定が必要で、最適化は限定的。最適な動作には慎重な設定が必要。
- メッシュWi-Fi
- 通信速度
-
- メッシュWi-Fi
- 接続デバイスが最も信号の強いルーターに自動接続するため、通信速度の劣化が最小限に抑えられる。複数のデバイス使用時でも高速な通信が可能。
- 中継器
- 中継する過程で通信速度が半減することが一般的で、大容量のデータ転送や複数デバイスの同時使用時に速度の低下が顕著になる場合がある。
- メッシュWi-Fi
- 用途
-
- メッシュWi-Fi
- 広い空間や障害物の多い環境、企業のオフィスなど、信頼性と速度が求められる場所での利用に適する。
- 中継器
- 一つのエリアでの信号強化が目的で、小規模な使用や単一デバイスの接続強化に向いている。
- メッシュWi-Fi
中継器 | メッシュWi-Fi | |
---|---|---|
利用範囲の広げ方 | Wi-Fiルーターの電波を受信して、中継器自身で電波を出力する | 親機の電波を受信して、子機が電波を出力する |
SSIDとパスワード | Wi-Fiルーターと中継器でSSIDとパスワードが別々 | 親機と子機で1つのSSIDとパスワードを共有する |
通信速度 | 中継器を増やすと遅くなりやすい | 子機を増やしても遅くなりにくい |
導入コスト | 比較的安価に抑えられる | 高額となりやすい |
メッシュWi-Fiのメリット・デメリット
近年、快適なインターネット環境が求められる中で、メッシュWi-Fiシステムが注目を集めています。
これは複数のルーターが連携して動作するため、従来のWi-Fiと比べて信号範囲の拡大や通信の安定化が期待される技術です。
しかし、一方で、その特性からデメリットも存在します。以下、メッシュWi-Fiの具体的なメリットとデメリットを解説します。
メッシュWi-Fiのメリット
メリット1 信号範囲が広い
メッシュWi-Fiは複数のルーターが連携して動作するため、通常のルーターと比べて信号の範囲が広がります。広い家や多階建ての家でも全域で信号が届くので、場所を選ばずにインターネットが利用できるようになります。
メリット2 安定した接続
一つのルーターに障害が発生しても近くのルーターが信号を中継します。通信の途切れが少なく、オンラインゲームや動画視聴なども快適に行えます。
メリット3 設定・管理の容易さ
ソフトウェアが自動的にネットワークを最適化し、スマートフォンなどから簡単に設定できるため、初心者にも扱いやすいです。
メリット4 速度の最適化
デバイスが最も信号が強いルーターに自動接続するため、インターネットの速度が劣化しにくく、快適な通信が享受できます。
メリット5 多様な用途に対応
広いオフィス、多階建ての家、壁や階段など障害物の多い環境でも、様々な場所での利用が可能です。
メッシュWi-Fiのデメリット
デメリット1 高コスト
複数のルーターを連携させるため、一般的に中継器よりも高価です。最初のセットアップ時に数万円かかることもあります。
デメリット2 設定が複雑な場合も
高度なカスタマイズを行いたい場合など、一部のシステムでは専門的な知識が求められ、初心者には難しい場合があります。
デメリット3 小規模な環境では過剰
一部屋のアパートや少人数のオフィスなど、小規模な使用環境では必要以上の機能が過剰で、単純なWi-Fiルーターで十分な場合もあります。
そのため、コストパフォーマンスが下がる可能性があります。
メッシュWi-Fiはこんな方におすすめ
- 家中どこでも快適にインターネットを利用したい方
- オンラインゲームや動画視聴でのラグを解消したい方
- 家族が同時にWi-Fiを使用する家庭
- Wi-Fiの設定が難しいと感じる方
家中どこでも快適にインターネットを利用したい方
通常のインターネット回線では、居間や寝室、キッチンなどの主要な生活空間では快適で安定した接続が必要とされます。
しかし、一般的なルーターでは、家の構造や障害物によって信号が弱くなり、通信が不安定になる場所が出てきます。
例えば、複数階の家で2階や3階の部屋でも安定したインターネットを利用したい方、オフィスや共有スペースでの作業で通信の途切れを避けたい方に、メッシュWi-Fiがおすすめです。
メッシュWi-Fiは複数のルーターが連携して動作し、一台が信号を受信した場所から次の台に信号をリレーすることで、家の隅々まで信号を届けることができるので、通信が不安定になりがちな場所での使用に適しています。
通常のルーターではカバーできない範囲や状況における接続の不安定さを解消するための手段としてメッシュWi-Fiは有用です。
オンラインゲームや動画視聴でのラグを解消したい方
オンラインゲームや動画視聴は、高い通信速度と安定した接続が求められます。
通常のルーターを使用していると、通信が集中する時間帯や他のデバイスとの競合によって通信速度が低下し、ゲーム中のラグや動画の読み込み遅延が発生することがあります。
メッシュWi-Fiは、複数のルーターが互いに連携して通信を管理し、一台のルーターが過負荷になることを防ぎます。
各ルーターが最適な経路で信号を中継するため、通信速度の低下を最小限に抑えることができます。
そのためオンラインゲーム中のキャラクターの動きが遅れることなくスムーズにプレイすることができ、動画視聴も途中で止まることなく楽しめす。
家族が同時にWi-Fiを使用する家庭
家族みんなでWi-Fi使用が一般的な家庭では、例えば親が仕事でのオンライン会議に参加している間、子供たちはオンライン授業に従事し、さらに家庭内で誰かがオンラインゲームなど、インターネットに接続しているといった場合があります。
このような場面では、それぞれのデバイスがインターネットに素早く接続し、快適に動作する必要があります。
メッシュWi-Fiは、各デバイスがストレスなくインターネットを利用できるように、複数のルーターが連携してつながり、信号の混雑を防ぎます。
通常のルーターで発生する可能性のある、同時接続の多い場合の遅延や途切れを軽減し、すべての家庭のメンバーが互いに干渉することなく、インターネットリソースを共有できるようにします。
一般的なルーターよりも複雑な接続要件に対応できるので、多人数で同時にWi-Fiを使用する家庭において、メッシュWi-Fiは特におすすめです。
Wi-Fiの設定が難しいと感じる方
Wi-Fiの設定や管理は、技術に不慣れな方にとっては複雑で難しく思われることがあります。
一般的なルーターを使用する場合、SSIDの設定、パスワードの変更、チャネルの選択など、多くの項目を正確に設定する必要があります。
誤った設定を行うと、接続の安定性や速度が低下するリスクがあります。
メッシュWi-Fiはその名の通り、複数のルーターが連携して動作するシステムです。
このシステムは、各ルーター間で情報を共有し、自動的に最適なネットワーク環境を構築します。
信号の強さや干渉、接続デバイスの数などの情報をもとに、自動で最も効率的な通信経路を選択し、全体のネットワークパフォーマンスを最適化します。
難しい設定をすることなく、安定したインターネット環境を享受できます。
メッシュWi-Fiは、Wi-Fi設定の難易度を大幅に低減し、手間を省くことができます。
- 小規模な住居で十分なカバレッジがある方
- インターネットの利用が限定的な方
- 費用を抑えたい方
- 技術的に熟達していてカスタマイズを望む方
- 単一のデバイスでの使用が主な方
メッシュWi-Fiルーターの選び方
- 通信範囲は間取りに合わせて選ぶ
- Wi-Fi6対応製品を選ぶ
- 家庭の状況に合った無線バンドを選ぶ
- 必要な通信速度に合った製品を選ぶ
- 予算に合ったルーターを選ぶ
選び方1
通信範囲は間取りに合わせて選ぶ
家の間取りや広さを考慮して通信範囲の広いメッシュWi-Fiルーターの選定が重要です。以下に例を挙げていきます。
一戸建て2階〜3階の家の場合
信号が1階から最上階まで均等に届く必要があります。
そのため、高い通信範囲と障害物を超える能力を持つメッシュWi-Fiルーターが望ましいです。
具体的には、5GHz帯を利用し、階層ごとにサブユニットを配置できるタイプの製品が適しています。
さらに、MIMO(Multi-Input Multi-Output)技術を持つ製品も、多階層の家において信号の減衰を最小限に抑えるのに役立ちます。
- バンドステアリング
- 複数階層で多数のデバイスが接続される可能性があるため、この機能はデバイス間の通信を最適化します。
- 8×8ビームフォーミング
- 各階に均等に信号を届けるために、信号を特定の方向に集中させるこの機能は有効です。
- Wi-Fi EasyMesh
- 複数の階層にわたって一貫したWi-Fi接続を提供するために便利な機能です。
- ネット脅威ブロッカー2
- 多くのデバイスが接続される家庭環境では、セキュリティが重要な考慮事項です。
- IPv6
- 新しいインターネットプロトコルへの対応は、未来の通信標準に備えるために重要です。
間取りが複雑で部屋の数が多い家の場合
多部屋や複雑な間取りの家では、通信範囲が広い製品と部屋ごとの信号強度を均等にするためのサブユニットが求められます。
Wi-Fi 6対応の製品を選ぶことで、各部屋での通信速度と安定性が向上します。
壁の素材や家具の配置による影響も考慮し、通信範囲の調整ができる機能を持つ製品が適しています。
- バンドステアリング
- 多部屋でのデバイス接続を最適化します。
- 8×8ビームフォーミング
- 各部屋への信号の均等な配信をサポート。
- Wi-Fi EasyMesh
- 複雑な間取りでの接続の一貫性を高めるために重要。
- USB共有機能
- 多くの部屋がある場合、ネットワーク経由でのファイル共有が便利です。
- 最大10Gbps
- 多くの部屋とデバイスで高速通信が求められる場合、この高速接続対応が有益です。
賃貸アパートなどの狭い空間の場合
比較的小規模な空間では通信範囲が広い製品は必ずしも必要ではありません。
しかし、壁の厚さや材質による影響を考慮し、通信速度が十分である2.4GHz帯と5GHz帯のデュアルバンド対応製品が適しています。
賃貸アパートなどの場合、予算に応じて必要十分な性能を持つ製品を選ぶと良いでしょう。
Wi-Fi 6対応でない製品でも、空間が狭い場合は充分な性能を発揮します。
- 干渉波自動回避機能
- アパートのような密集した環境では、他の無線機器との干渉が起きる可能性があるため、この機能が有効です。
- アドバンスドQoS (4K・8K)
- 小さな空間でも高画質のストリーミングを楽しみたいユーザーにとって、この機能が重要です。
- 無線引っ越し機能
- 他の賃貸へ引っ越しが考えられる場合、設定の簡単な移行が有用です。
- IPv6(無くても可)
- 将来的な通信標準への対応は、どのような環境でも重要です。
選び方2
Wi-Fi6対応製品を選ぶ
Wi-Fi6は、従来のWi-Fi規格に比べてデータ転送速度が大幅に向上している通信規格です。
具体的には、前の世代であるWi-Fi5に比べて約40%の速度向上が見られるため、高解像度の動画ストリーミングや大容量ファイルのダウンロードでも、快適な通信が期待できます。
同時接続台数も増加しており、多くのデバイスが一度にWi-Fiに接続できるようになりました。
これは、スマートホーム機器の普及や一家庭あたりの端末数の増加を考慮した進化です。
Wi-Fi6は、8台から多くのデバイスの同時接続を実現しており、複数のデバイスが同時に通信を行っても、それぞれの通信速度の低下が抑制されます。
Wi-Fi6対応製品は、将来の端末の追加や長期間の使用を考慮する場合に特に適しています。
新しい端末がWi-Fi6を採用するケースが増える中で、旧式の規格では最新の端末との互換性が保証されないこともあるためです。
また、長期間にわたって製品を使用する際には、通信技術の進化に合わせた最新の規格への対応が求められることが多いため、Wi-Fi6対応の選択は将来的な安心感にも寄与します。
選び方3
家庭の状況に合った無線バンドを選ぶ
インターネットの接続方法には、シングルバンド、デュアルバンド、トライバンドといった異なる種類が存在します。
その中でトライバンドは、三つの周波数帯域を利用することが特徴です。
バンドの種類 | 周波数帯域 | 特徴 |
---|---|---|
シングルバンド | 2.4GHz | 一つの周波数帯域で通信し、シンプルな設定が可能 |
デュアルバンド | 2.4GHzと5GHz | 二つの異なる周波数帯域で通信し、速度と安定性が向上 |
トライバンド | 2.4GHzと5GHz×2 | 三つの異なる周波数帯域で通信し、多くの端末の同時使用や混雑回避に効果 |
通常のデュアルバンドは、2.4GHz帯と5GHz帯の2つの周波数帯域を使用しますが、トライバンド製品では、さらにもう一つの5GHz帯が追加されます。
3つの周波数帯域があることの最大の利点は、通信の混雑を減らすことができる点にあります。
例えば、スマートフォンやタブレットなどの複数のデバイスが同時にWi-Fiに接続している場合、通信が混雑してしまい速度が低下することが一般的です。
しかしトライバンド製品では、3つの異なる周波数帯域を使って通信を行うため、各帯域ごとに混雑を分散させることができます。
これによって、混雑による速度の低下を軽減することが可能になります。
また、トライバンド製品は通信の安定性にも寄与します。
異なる周波数帯域で通信を行うことで、一つの周波数帯域で問題が発生した場合でも、他の周波数帯域での通信が可能となります。
例えば、隣接するWi-Fiネットワークとの干渉による通信障害が発生しても、別の周波数帯域を使用して通信を継続することができます。
同時に多くの端末を使用する場合や通信の安定性を重視する場合、特にトライバンド対応製品が有効です。
多機種のデバイスが同時に接続される家庭環境や、ビジネスの現場での使用においても、トライバンドの利点は大きく、効率的かつ安定した通信が実現します。
家庭の状況に合ったトライバンドの一例
各バンドの選択は家庭の通信ニーズや使用状況に応じて変わります。以下はそれぞれのバンドが最適な家庭の状況を示しています。
シングルバンド
- 使用状況
- 基本的なインターネット使用に限られる家庭。例えば、Web閲覧、メールのやりとりなど。
- 家庭の状況
- 端末の数が少なく、高速な通信や多くの端末を同時に使用する必要がない家庭。また、コストを最小限に抑えたい家庭。
デュアルバンド
- 使用状況
- 動画ストリーミング、オンラインゲーム、多数の端末での同時利用など、多様で高度な通信ニーズがある家庭。
- 家庭の状況
- 家族が多い、または複数の端末(スマートフォン、タブレット、PCなど)を持つ家庭。一般的な家庭や小さなオフィスなどでの利用に適しています。
トライバンド
- 使用状況
- 非常に高速な通信速度が必要なオンラインゲームや4K/8Kの動画ストリーミング、大量のデータ転送などの高度な通信ニーズがある家庭。
- 家庭の状況
- 多くの端末を同時に使用する家庭や、通信の安定性を最も重視する家庭。例えば、高度なワークフロムホーム環境や、複数のストリームを同時に視聴する家庭。
家庭の通信環境や予算、将来的な通信ニーズを考慮して、最も適切なバンドを選ぶと良いでしょう。
選び方4
必要な通信速度に合った製品を選ぶ
使用するインターネットの用途にはさまざまな種類があります。
例えば、電子メールの送受信や一般的なウェブサイトの閲覧は、それほど高速な通信速度が必要ではありません。
しかし、音楽や動画のストリーミング再生、特に高解像度や4K解像度の動画を視聴する場合、より高速な通信速度が求められます。
用途 | 推奨通信速度 |
---|---|
電子メールの送受信 | 1 Mbps以上 |
一般的なウェブサイトの閲覧 | 1-5 Mbps以上 |
音楽のストリーミング再生 | 3-5 Mbps以上 |
標準解像度(SD)の動画再生 | 3-5 Mbps以上 |
高解像度(HD)の動画再生 | 5-8 Mbps以上 |
4K解像度の動画再生 | 25 Mbps以上 |
オンラインゲームのプレイ | 5-25 Mbps以上 |
大容量ファイルのダウンロード | 50 Mbps以上 |
複数人参加のビデオ通話 | 10 Mbps以上 |
\ すぐに判定 /
オンラインゲームや大容量ファイルのダウンロード、複数人参加のビデオ通話など、よりデータを多く消費する用途では、さらに高い通信速度が必要になります。
このように、インターネットの用途によって必要な通信速度が異なるため選ぶ製品も変わってきます。
動画視聴や大容量のダウンロードが多い場合、高速な通信が可能な製品を選ぶ必要があります。
具体的には、Wi-Fi 6対応のルーターや、最新の通信規格に対応したモデムなどが考えられます。
逆に、主にメールやテキストベースのウェブ閲覧が中心であれば、最新の規格に対応していない製品でも十分な性能を発揮する場合が多いです。
重要なのは自身の利用するサービスやアプリケーション、そして日常のオンライン活動がどのようなものかを理解し、それに合った通信速度を提供できる製品を選ぶことです。
そうすることで快適なインターネット生活が実現し、無駄な費用を支払うことなく最適な通信環境を整えることができます。
選び方5
予算に合ったルーターを選ぶ
ルーターにはさまざまな価格帯と機能があり、自身の予算と必要な機能に応じて選ぶことが求められます。
高額なルーターには最新の通信規格に対応したものが多く、通信速度の向上や安定した接続が期待できます。
特にオンラインゲームや大量のデータを扱う業務など、高い通信品質が必要な場合には、こうした高機能なルーターが適切と言えるでしょう。
一方で、一般的なインターネット閲覧やメールの送受信など、基本的な用途であれば低価格のルーターでも十分な性能を発揮します。
最先端の機能を求めない場合や初心者の方などは、予算を抑えつつ必要な機能に特化した製品を選ぶと良いでしょう。
また、中間の価格帯のルーターも存在します。
こうした製品は高速通信や多くのデバイスとの同時接続など、一般的な用途をカバーしつつ、特別な機能にも対応していることが多いです。
ルーター選びの際には、どのような用途でインターネットを利用するのか、どの程度の通信速度や安定性が求められるのかを考慮することが重要です。
それを基に予算に応じた製品を選ぶことで無駄な出費を抑えつつ、快適なインターネット利用が実現します。
初めての方はセット商品がおすすめ
初めてWi-Fiルーターなどの通信機器を選ぶ方にとっては、どの機能が必要なのか、どの製品が自分の用途に合うのかを見極めるのは困難かもしれません。
セット商品では、一般的な用途に必要な機能を包括しているため、選択肢がシンプルになり迷わずに製品を選ぶことができます。
セット商品は多くの場合、個別に製品や機能を選ぶよりも経済的です。
一括で購入することで、全体のコストを抑えることができるからです。
単体で購入する場合に比べて、全体のコストパフォーマンスが向上することが期待されます。
さらに、セット商品ではルーター同士の相性の問題もなくなります。
各機能や製品が一緒になっているため、相性の不安を感じずに済みます。特に技術的な知識がない方にとっては大きな安心材料となるでしょう。
セット商品は使い始める際の敷居を低くし、必要な機能が一式になっているため選びやすく、経済的で、相性の不安も少ないと言えます。
Wi-Fiルーターをテレビ裏や部屋の四隅に置いていませんか…?設置のおススメは家の中心です!(電波を効率よく利用できる為) 買ってすぐメッシュネットワークが使えるセットモデル(WNR-3000AX4/2S)はケーブルをすっきり配線できるコンパクト設計なので置く場所を選びません🤝
— バッファロー【公式】 (@BUFFALO_melco) June 30, 2023